第28期市民社会チャレンジ基金交流会が開催されました

<左>向田映子さん(WCA女性・市民コミュニティバンク理事長) <右>平田いくよ市議

1月22日。横浜創造都市センターにて、神奈川ネットワーク運動「市民社会チャレンジ基金交流会〜新春につどう2020〜」が開催されました。

開会にあたり、佐々木由美子共同代表より、「カジノはいらない。人が負けたお金で潤う社会なんてあり得ない。神奈川ネットの運動が、地域に根ざさないといけない時に来ている。市民が政治に参加し、社会をつくるという声を大きくしていきたい。」と、挨拶がありました。

続いて、今回で第28期となる「市民社会チャレンジ基金」が、4団体に計.1,450,000円の助成が決定したことが報告されました。

市民社会チャレンジ基金は、社会を変えていくための市民のチャレンジを応援するために、市民の寄付を原資に2001年に創設された基金です、これまで市民社会チャレンジ基金で応援してきた活動は、合計.181件(助成合計.79,944,160円となります。
また、基金の審査は、「市民社会チャレンジ基金審査委員会」を設置し、研究者やスペシャリストで構成されています。

今回は、IR反対運動に向けた学習会等の活動を展開する「生活クラブ運動グループ・横浜未来アクション」も、助成団体に選ばれました。
市民社会チャレンジ基金・審査委員会委員長、栃本一三郎さん(上智大学総合人間科学部教授)からは、
IR・カジノの誘致に関して、市長が単に税収を確保すためとして進めるのは本当におかしな話。市民が納得してないことを進めることは、市民のエンパワーメントとして非常にまずい。何のための行政か、何のための横浜の未来か、しっかりと市民と共に根本から学習していく姿勢が大事である。今後は横浜市民全体の運動として活動を拡大し、市民と政治がつながるような取り組みになることを期待します。
と、講評がありました。

今後も、ネット・青葉は「生活クラブ運動グループ・横浜未来アクション」と連携をし、カジノ・IR誘致問題について、おおぜいの市民の皆さんに声を届けられるよう、活動します。
随時、こちらのHPでもお知らせしますので、是非チェックしてください!

栃本審査委員長と生活クラブ運動グループ・横浜未来アクションのみなさん