ネット・青葉の設立

青葉区(旧緑区)は生活クラブ神奈川の前身である「みどり生協」の発祥の地でもあります。新興住宅地に東京に勤める子育て中の団塊の世代が多く移り住み人口増加が続いて行きました。一方で、急速な開発に対する緑の保全活動や、食の安全や環境問題への関心も高く、1980年には、石けんの使用を進める直接請求運動も展開されました。そうした市民活動を経て、神奈川ネットワーク運動の設立を機に、ネット青葉の前身である「緑・市民会議」が設立されました。

ネット・青葉これまでのできごと・歴史

ネット・青葉の前身である緑・市民会議が発足してから37年。この間、6人の市会議員と5人の県議会議員を生み出しました。2期8年で新人議員へバトンタッチするという参加型政治のモデルを実践しています。
設立当初よりごみ、水、反核、平和、教育、福祉、学校給食など生活者の立場からの政治課題を議会に届ける活動を進めてきました。環境問題では鶴見川を拠点とし環境保全に取り組む市民運動がスタート。区内の市民活動グループとのネットワークを広げる定例の「土曜喫茶室」も開催。
93~98年にかけては、国政選挙、首長選挙に独自候補者を擁立して果敢にチャレンシしました。
99年以降は積極的に市民事業の創出支援に取組み、子育て・家事介護・民際外交・高齢者共同住宅・デイサービス・移動サービスなど、数多くの市民事業が生まれています。現場から見えてきた新たなニーズや行政施策の問題点を明らかにして、市民の政策提案につなげる活動へと広がっています。

ネット青葉がめざすまちづくり

食の安全や環境、子育てや介護など福祉、就労をめぐる課題など、生活に身近な地域課題の解決に向けて活動します。
私たちは、一人ひとりがよりよく生きるために努力をする市民社会の一員です。人権を尊重し助け合う関係を拡げ市民社会を強くします。