「子育て・介護は社会のしごと」ネット青葉リポート114号を発行しました

1面記事より『介護保険制度」現場の声を生かした制度改革を』
2000年にスタートした「介護保険制度」は創設以来、見直しにつぐ見直しが続いています。来年の国会に改正案が提出される見込みで、比較的介護度の低い「要支援1、2」を、介護保険サービスの対象から外される方向性も示されています。

神奈川ネットは、在宅生活を続けるために何が必要か?どんな事で困っているのか?当事者の皆さんの意見を集め、政策提案につなげていくために、市民福祉サポートセンターと共同アンケート調査を実施しました。あらためて、地域で安心して暮らし続けるために、介護保険や高齢者施策の見直しを進めていきます。 

 
 
2面記事より
活かそう!子ども・子育て会議 多様なニーズに応えるサービスを』
横浜市が待機児童ゼロを達成したとする報道に注目が集まっています。本当にゼロなの?保留児童は1000人以上いるよね?自宅で求職活動されている人や保育所を1か所しか申し込んでいない人は待機児童としてカウントしないの?などカウント方法を問題視する意見もあります。

横浜市の取組みは、単に国基準の認可保育所の整備を進めてきだけではありません。まだまだ潜在的な保育ニーズがあると思われますが、増大する保育所運営費も考慮すれば、認可保育所だけによらない保育施策を展開することが求められます
2015年からは、子ども・子育て新制度がスタートする予定で「横浜市子ども・子育て会議」が始まりました。ネット・青葉は、会議の議論に注目するとともに、これからも、地域の保育・子育て支援の現場と連携し、新制度がより良い制度となるよう政策提案に取組みます。