2024年衆議院選挙 ネット青葉取組み方針を決定しました

2024/10/14

神奈川ネットワーク運動・青葉運営委員会

 衆議院選挙取り組み方針

 首相就任前に解散総選挙の表明も異例、1日の首相就任から8日後の解散、26日後の投開票の期間の短さも異例という中、国民は早急な判断を迫られる事態となりました。自民党が派閥の裏金事件を受けて一部の議員を非公認とし、自ら「政治とカネ」を争点化し、選挙結果でこの問題に決着をつけようとする明確な意図が透けて見えています。

 10月1日の石破首相所信表明では、「ルールを守る」、「日本を守る」、「国民を守る」、「地方を守る」、「若者・女性の機会を守る」を5本柱としていました。「地方を守る」の中で、「地域の多様なステークホルダーが知恵を出し合い、地域の可能性を最大限に引き出し、都市に住む人も地方に住む人も、すべての人に安心と安全を保障し、希望と幸せを実感する社会。」と語りましたが、残念ながらそのステークホルダーは、「産業界、行政機関、教育機関、金融機関、労働者の皆様、報道機関の皆様」とあり、市民活動をする私たちの姿が見えません。地方を自治する私たちの実践をもっと示していく必要があります。地域に住む私たち市民だからこそ気づける課題があり、その課題を制度につなぐ活動をする私たち市民のネットワーク力の価値を理解する人材を議会に送り出す必要があります。

現段階でいずれの候補者からも依頼はありませんが、市民の暮らしと安全を守り、支え合う社会をめざし、政権選択のための議論を継続して進めるとともに、広く市民に投票を呼びかけます。