2021 横浜市長選挙に向けて

8月8日、横浜市長選挙が告示となります。
カジノ・IR事業を一つの争点として8人の候補者が名乗りを上げる選挙に注目が集まっています。

193.193筆の署名に込められた住民投票を求める民意は、横浜市会で門前払いをされてしまいましたが、今では、多くの候補予定者がIR誘致に反対を表明し、IR事業を推進してきた菅総理でさえ、IR誘致の取りやめを主張する候補者を支持すると明言しています。まさに、「住民投票運動によって必ず政策に変化が生じる」と、私たちが訴えてきたことが現実化しています。
私たちは、この機を捉えて、暮らしと政治をより近づけるアクションに取り組みます。

二元代表制の地方議会は、首長と議会が、牽制し合いながら緊張関係を持って運営されべきであり、本来は政党が主導し首長を生み出すのではなく、市民一人ひとりの選択こそが重要であるはすです。
したがって、現時点で、ネット青葉は特定の候補予定者を推薦・支持していません。

この度の市長選挙に向けては、ネット青葉も参加する生活クラブ運動グループ・横浜エリア連携協議会、横浜ユニット連絡会、横浜未来アクションで、市民生活と直結する様々な課題についての提案をまとめ、全ての市長選候補予定者とオンラインで意見交換を行う取り組みを進めています。また、「参加」にこだわり、その場を広くひらいてきました。
こうした経験から、コロナ禍で進んだオンライン化によって時間や距離が縮まっていることや、候補予定者の一方的な演説を聴くスタイルが対話型へと変化し有権者もそれを求めていることを実感しています。

実に40年ぶりとなる横浜市への直接請求運動を経験した私たち一人ひとりの政治参加が、社会を変える力となります。
明日からの市長選挙を通じても、あらためて政治への参加をひろげていきます。

 

<政策提案5つの柱>

 −高齢者福祉− 横浜から介護保険制度を変え、安心して地域で暮らし続ける横浜を目指す

−子ども・子育て・教育− 妊娠期から学齢期まで途切れのない支援の充実を

−生活困窮者支援− 困難を抱える人達と共に働き・暮らすことを可能にする仕組み

−環境・エネルギー− 再エネ・プラ対策から地域循環経済の実現へ

−カジノ・IR− 大切な問題は市民の声を聞く、常設型住民投票条例制定を

政策提案全文は、こちら

候補予定者の皆さんとの意見交換、および、候補予定者の皆さんの見解は、横浜未来アクションYoutubeチャンネルから

オンラインでの政策提案リレーには、延べ350人もの参加がありました