保育・子育て支援等福祉従事者への新型コロナワクチン優先接種等にかかる提言

ネット青葉では、青葉福祉ユニット、横浜ユニット連絡会等と連携し、横浜市に緊急の提言を提出しました。

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連日新型コロナウィルス感染症ワクチンの話題が報道を賑わし、誰もが感染状況を睨みながら日々を過ごしています。
ワクチンの優先接種は、現在、医療従事者、高齢者、基礎疾患を持つ人、高齢者施設従事者とされていますが、
変異型ウィルスの子ども達への感染が深刻化する中で、保育士等を優先接種の対象とする自治体も出てきています。
市長は、高齢者等への接種は7月末を目処に完了するとの見通しを立てています。
その後の優先接種については、常に自身の感染と、それ以上に子どもや利用者へ感染させてしまうかもしれないという不安を抱えながら業務にあたる子育て・介護・障害などの福祉従事者を対象とすべきです。

また、PCR検査に関しても、保育・子育て支援事業、在宅介護事業、障害児・者サービス事業が必要と判断した場合に制限なく検査が受けられる体制整備が急務です。

さらに、万が一施設で感染が発生した際の保護者への支援にはまだまだ課題があります。

福祉の現場は、人と人がふれあうことが前提です。
保育・子育て支援、高齢者介護、障害児・者支援等に携わる従事者そして利用者が、安心して暮らせる環境づくりを引き続き求めていきます。