【重要】直接請求アクション 一旦停止のお知らせ

横浜市長のカジノ・IR誘致宣言を受け、これまで市内各所において、様々な運動グループにより、住民投票条例の制定をめざす直接請求の準備が進められてきました。

ネット・青葉では、カジノ・IRの誘致を進めるかどうかについては、賛成の人にとっても、反対の人にとっても、それぞれの意思を表明、確認する住民投票の機会があった方が良いと考え、「直接請求アクション」に参加することを呼びかけてきました。
住民投票の実現のためには、たくさんの声を集めていくことが必要で、多くの方に出会い、対話を重ねていかなければなりません。

そのような中、3月に区内で予定されていました、市長による市民説明会は、「新型コロナウイルス感染症拡大防止に係る対応方針(横浜市)」により、今後開催を予定しているIR(統合型リゾート)の市民説明会(6区)において、当分の間、開催が延期されることとなりました。
※「新型コロナウイルス感染症の拡大防止の取組に伴う 「IR(統合型リゾート)市民説明会」の開催延期について」

また4月7日には、新型コロナウィルス肺炎の感染拡大防止の措置として、政府より緊急事態宣言が発令されました。
こうした事態を受け、ネット・青葉は、直接請求アクションの活動を一旦自粛します。

多くの皆さんが、それぞれのお立場で対応を迫られ、苦慮されていることと思います。
今は何よりも人命を優先し、日常の社会活動を止めても、新型コロナウィルス肺炎の感染拡大の危険を回避していく選択が、一人ひとりに求められています。

現在、新型コロナウィルス肺炎感染拡大の影響を受けて、カジノ事業も危機的状況に立たされています。カジノがもたらす経済効果に依存する政策が、いかに脆く不確実なものであるか、改めて浮き彫りになりました。しかし、それでも横浜市は、カジノ誘致の動きを止めることなく進めています。

ネット・青葉は、横浜市に対してカジノ・IR事業を即刻を停止し、新型コロナウィルスで深刻な打撃を受けている市民に対して、暮らしを支える対策に全力で取組むことを強く求めています。
また、直接請求アクションを一時自粛しますが、カジノ・IR事業の反対活動は停止することなく続けていきます!
そして、新型コロナウィルス収束後には、速やかにアクションを再始動し、賛同団体である「生活クラブ運動グループ・横浜未来アクション」や、各区で広く活動する皆さんとネットワークして、共に知恵を出し合い、今出来ることを共に進めいき、抗議と政策転換を求める意見書を提出していきます。どうか今こそ、市民の声を届けるアクションをご一緒に進めていきましょう!
「生活クラブ運動グループ・横浜未来アクション」はこちら

みなさまにおかれましても、まずは体調にお気を付けて、どうかお元気でお過ごしください。

ネット・青葉 代表
霜山 恵子・青木 マキ