在宅ワークも適正に評価してほしい!

 保育所入所選考基準について意見を頂きミニフォーラムを行いました。
 横浜市では居宅内労働 ( 内勤・居宅内自営 ) は居宅外労働より保育所入所選考ランクが下がります。4 月に保育所へ入れなかった保留児童 2,534 人のうち、在宅ワークの人は 92 人いました。働き方が多様化し、通勤時間が無い在宅・リモートワークに切りかえ、子育てと仕事を両立させたい人は増えているはずですが、預けられなければ働けません。待機児童がいる現状で、ランク付けをしないわけにはいきませんが、入所基準の公平性・妥当性は再考されるべきですし、居宅内勤務の実態を客観的に判断できる仕組みも必要です。そして、根本的な解決策は保育の受皿づくりです。

 当面、2 歳までの小規模保育や一時預かりも保育の受皿として期待されます。小規模は認可保育所に比べてスピーディーに、場所を選ばず作れます。2015 年からは横浜市の乳幼児一時預かりが小規模保育に併設できるようになりました。今後は他市の入所要件も調べながら、多様な預かりを広げていきたいと思います。