藤野電力の取り組みから学ぶ

 

 

廃校になった小学校を利用した藤野電力と「牧郷ラボ」

 神奈川ネットエネルギーPJのフィールドワークに参加し、相模原市の旧藤野町を拠点とする藤野電力で活動をされている戦略企画室長・小田嶋さんにお話を伺いました。
 藤野電力は、東日本大震災をきっかけに、2011年5月に立ち上がり、地域分散型エネルギーの活用を通じた大量消費に依存しないライフスタイルへの移行を目指し活動されています。

 人口約1万人規模の町で森の荒廃を目の当たりにし、負の遺産をなんとかしたい、生活を取り戻すために何ができるのか、といった思いからボランティアの仲間が集まりワークグループが立ち上がったそうです。藤野には地域通貨で支え合うネットワークもあり、また廃校になった小学校で町おこしアトリエ「牧郷ラボ」があり、毎年夏にはアーティストが集まり、先頃開催された光の祭りは、100%自家発電で開催されています。

藤野電力の主な活動です。
・お祭りやイベントへの再生可能エネルギーによる電源供給
・再生可能エネルギー発電システム組み立てワークショップの開催
・藤野地域の施主さん宅へ再生可能エネルギー発電設備の施工
・市民発電所の建設

 こうした取り組みによって、電力会社にたよることなく自然からの恵みをもらってエネルギーを作ることを体験できます。エネルギーの移行によって、地域の未来を守ることを感じることは貴重な経験でした。
 私たち地域でもできることは何か、青葉でもワークショップを開催し、自然エネルギーを地域で取り組む活動に繋げていきたいと思っています。
                                               柳橋 小夜子