阪神淡路大震災の時には、全国からボランティアが駆けつけたものの、奉仕を有効に活用する組織が足りず混乱も生じたこともあり、関東直下地震に備えて青葉区災害対策本部のもとに災害ボランティア連絡会が立ち上げられました。
災害ボランティア連絡会は、現場での災害支援ではなく、青葉区災害対策本部と連携、調整を図りながらボランティアセンターを運営し、災害時のボランティアの受入れや派遣、コーディネートなど後方支援の活動を行うそうです。
現在10団体、個人16人が登録され、平常時はコーディネーターの研修・養成など行われています。東日本大震災以降の変化として、被災地のボランティアに参加した方たちの報告を聞く機会を持ち、個人登録が広がったそうです。
防災拠点との連携、要援護者対策など、地域によって状況も様々であり、まず、自分の住んでいる地域の現状を知ることから始めなければと実感しました。
何時起こるかわからない災害に備えて、危機感を持ち、地域との情報交換を密にしていくことが必要であることや、一人ひとひとりの行動が大変大切であることをあらためて確認する機会となりました。
(柳橋 小夜子)