遺伝子組み換え作物の栽培規制を求めるアクション

生活クラブ生協などが中心となって、神奈川県で、遺伝子組み換え作物の栽培規制を求める要望書を松沢県知事に提出する活動がすすめられています。この趣旨に賛同する大勢の意志を示そうと、ネット青葉では、若林ともこ市議や霜山恵子代表が、JR横浜線鴨居駅前での署名活動に参加しました。この鴨居駅近くには、東本郷の農業専用区域があり「遺伝子組み換え作物は、食べない、買わない、作らない」という大きな看板も立っています。

 遺伝子組み換え作物というのは、たとえば、病害虫の被害を受けにくい作物、あるいは、花粉症の緩和に効果があるといわれるような新品種の農作物を、種の壁を越え遺伝子を組みかえることで開発していくという技術です。
 技術的な完成度、長期的な影響といった課題、不安は解消されないまま、今、世界規模で、この技術を使う企業による種子の独占が進められようとしています。

遺伝子組替え農作物の栽培規制については、国の法律では、実験的に栽培されるもの以外は規制対象となっていませんが、北海道 岩手、千葉、東京と各地で自治体独自の条例制定が進んでいます。神奈川においても食と農の安全を守るために、条例制定に向けて声をあげていきましょう。