学習会は2回連続で、一回目は、4月から改正・施行されている介護保険制度のしくみと、なぜ「マイケアプラン」をつくるのか、というお話を伺いました。次回は、いよいよ自分はどう生きたいか、その中で介護はどうありたいか、という「マイケアプラン」をつくります。
5月15日付けの朝日新聞2面で「ケアマネ難民浮上」という記事が大きく取り上げられていました。介護保険制度の改正で、ケアマネージャーひとりあたりが担当する標準件数を50人から35人に減らし40件以上担当すると介護保険報酬が減らされる罰則ができ、さらに、「介護予防」という新設のケアプランは「地域包括支援センター」(横浜の場合、地域ケアプラザ)に所属するケアマネージャーが担当することになってパンク状態になることが予測され、ケアプランをケアマネージャーに作ってもらいたくても断られるケースが出てしまう、ということなのです。
「マイケアプラン」は、本来、こんな事態のための備えではありません。自分らしい生き方・暮らし方の中にある介護はどのようにありたいか、を自分で考え、自分で決めたいと言う人のための準備です。でも、皮肉なことに、事態は深刻になってきました。全国マイケアプランネットワークでは、自分でケアプランを立てて、介護保険請求をする人のための無料でダウンロードできる計算ソフトも作っています。
このマイケアプランを自分で作ってみる講座は、次回は、6月10日(土)午前10時〜
市が尾みんなのいえ1階 ピッピ保育園多目的室で開催します。
2回目からの参加もOKです。
あおばマイケアプランをつくる会 友沢ゆみ子