2025横浜市長選挙:ネット・青葉は、山中竹春さんを支持します
2025年横浜市長選挙 ネット青葉取組方針
2025年7月19日神奈川ネット・青葉 運営委員会
カジノ誘致の是非が最大の争点となった2021年の市長選は、有力候補の多くがカジノ誘致撤回を公約に掲げた選挙となりました。ネット青葉は、推薦支持等は行わず、全候補者に政策提案を行うアクションを実施しました。
カジノ誘致反対を掲げて当選を果たした山中市長は就任早々にカジノ誘致を撤回し問題に終止符を打ちました。まずは、山中市長の政策判断を評価します。また、今後、カジノ誘致推進を掲げる市長を誕生させないことも重要です。
今夏の参議院選挙では、外国人排斥の動きや、女性差別、世代間分離を煽る政党、候補者、支援者による差別的な言動が、これまで以上に顕著になっています。強い憤りを感じますが、こうした候補者への支持が広がる背景には、多くの人が抱えている漠然とした不安があり、また、その遠因となっている、物価高騰や米騒動、戦争やその足音、気候危機、高齢化など様々な問題があることは言うまでもありません。
横浜市の人口はいよいよ減少局面に突入し、福祉現場をはじめとし、既に各所で深刻な人手不足を生んでいます。特殊出生率は、減少を続け、2022年は1.12、区によっては1.0を切る状況となりました。市政においては、市長が掲げる「子育てしたいまち」は非常に重要な観点であり、さらなる施策の充実が必要です。高齢者・障害者福祉は、国の方向性を待たずに独自の取り組みで乗り越える方策の検討を求めます。気候危機に対し、脱炭素社会に向けた対策も急務です。
私たちは、こうした地域の課題を現場から見つめるローカルパーティーとして、絶えず市政に提案を続けます。そして、この度の市長選においては、差別や分断を生まず、実効性ある政策を実現する新たな市長に1票を託します。