横浜ユニット連絡会の皆さんと円卓会議
横浜市内の生活クラブ運動グループ所属団体による横浜ユニット連絡会は、毎年、市への市民政策提案を続けています。今年も高齢福祉と子ども・子育て支援を中心テーマにフォーラムや意見交換会を開催し、その中で出た意見を元に7月30日、青木マキ市議のコーディネートにより横浜市との円卓会議が開催されました。
横浜市は来年1月から介護保険法改定に伴う介護予防・総合支援事業をスタートするとし、7月に訪問と通所介護事業所向け実態調査、さらに自主活動団体向け調査も始まりました。一方で8月末には介護保険運営協議会を開催し総合事業の方向性を示すとも言っており、どれだけ現状を把握した上での施策となるのか心配です。円卓会議では現場からの具体的な事例をもとに、要支援1、2の方たちがこれまでの訪問介護、通所介護サービスから外れ総合事業に移行することで十分なケアが受けられなくなるのではないか、また事業の継続性についても懸念が示され担当者との熱心な意見交換が行われました。
子ども・子育て支援に関わる意見交換では、市が独自の補助策を加えて推進している小規模保育制度の評価と課題、またこれまでも継続して提案して来た一時保育の推進策、さらに新制度で進む学齢期の子どもたちの放課後施策や特別支援教育支援員制度などについて意見交換しました。今回の円卓会議をふまえ横浜ユニット連絡会より、市民政策提案書が提出される予定です。ネット青葉も引き続きユニットの活動に参加し、市会においても積極的に政策提案に取り組みます。