1999年、リサイクル事業の収益を生かして、アジアの女性の自立支援に取組みたいと、青葉区柿の木台にWEショップが開設され13年が過ぎました。2000年には、NPO法人となり、資源のリユース・リサイクルの推進とともに、アジアの人々とつながりを大切にしながら、地域においても、環境・人権・平和等に関する国際的な意識を拡げるための活動が続いています。
特に、外国人の女性のための緊急避難場所、女性の家「サーラー」への支援や、湾岸戦争で使われた劣化ウラン弾の影響による白血病や小児がんの子どもに医薬品を届けたり、病院の院内学級の活動に取組むJIM−NET(日本イラク医療支援ネットワーク)への支援に継続的に取組まれています。
また、昨年からは、JIM-NETを通して「東北震災支援」も行われてきました。さらに、引きこもりの若者支援に取組むNPO法人月一の会と連携し、若者を研修生として受け入れています。
ショップは、たくさんのボランティアの参加によって運営されており、活動が草の根的に広がっていく、エンパワーメントへの期待を伺うことができました。