政策形成の成果を問われる政務活動費公開

ネット・青葉事務所で、青木マキ市議の2016年度政務活動費の市民公開を実施しました。

神奈川ネットは、2007年から政務活動費(政務調査費)の市民公開を実施してきましたが、当時は必ずしも私たちの活動がベストであるからではなく、市民の指摘も真摯に受け止め、今後の政策づくりに生かすというスタンスを持って、市民公開に踏み切りました。

その後、公開を重ね、議員の調査活動が自治体の政策や制度に、どのように反映されたのかを、参加者と共に確認する貴重な機会であることを実感してきました。

今回も、参加者から「市議の調査がどのように制度に反映されたのか」という質問を受け、
青木市議から、介護保険事業所調査をもとに署名活動に取組み、性急に制度を見直す動きを牽制してきたことや、生活困窮者支援の制度見直しに向けての提案活動について報告する場面がありました。

領収書のネット公開も広がる中、議員活動の透明性を高めていくことはもちろんのこと、神奈川ネットの議員に求められているのは、生活課題解決のためにどんな活動をしたのか、政策形成の成果も含めてフィードバックすることです。

まさに活動の質を問われていると実感しました。説明責任を果たせるよう政策形成活動への参加を広げ、変える力を高めていきたいと思います。

若林ともこ