よこはまプラスチック資源循環アクションプログラム素案に対する意見

2019年7月31日 22時57分 | カテゴリー: 活動報告

ネット青葉では、横浜市が取り組む「よこはまプラスチック資源循環アクションプログラム(素案)」に対し、以下のパブリックコメントを提出しました。

 持続可能な自然環境の保全の観点や、地球温暖化、これからのゴミを考える上でもプラスチック対策は急務です。まずは、最大の基礎自治体である横浜市が、プラスチック対策に取り組むことを評価します。
プラスチック対策には、これからのプラスチック代替素材のイノベーションも大切ですが、現状市がイニシアティブを持って取り組むことができるのは発生抑制です。
この観点に立つと、36のアクションの中には、市民に向けた発生抑制の取り組みが少ないと感じます。

・アクション6「本市職員自らによる、発生抑制の徹底に向けた、レジ袋等のワンウェイプラス チックの削減、プラスチック製品の長期利用等の実践」
こうしたアクションは、職員のみならず、市民とともに実践することが必要です。
そのための対策として、横浜市が、これまでも取り組んできたマイバック・マイボトルスポット等の運動を見直し、さらなる展開に期待します。
また、こうした取り組みを、主に廃棄物対策を行う局として認識されている資源循環局の中だけで実施するには限界があると考えます。教育施策としても位置付け、広報媒体(HP、SNS)等を最大限活用して、全市で取り組む姿勢を明確にすべきです。

・アクション23「プラスチックの課題解決に向けた代替素材の普及啓発等によるイノベーションの促進」
等で触れられているプラスチックに変わる代替素材の追求は、将来的には不可欠ですが、一方で代替品の見直しも重要です。例えば、ワンウェイプラスチックに変わるリユース食器。ペットボトルに変わる瓶など今すぐに取り組むことができるはずです。
横浜市では、缶・びん・ペットボトルを混合収集していることから、リターナブルビンは、全く活用できていません。リサイクルのみならず、実効性あるリユースを促進するために、分別収集のあり方を早期に見直してください。

 また、本対策の目標が曖昧です。対策の本気度が問われる中、2030年の姿として、どのくらいのプラスチック排出量の減少を目ざすのか、市としての目標値は必要だと考えます。PDCAサイクルを回し、市民への啓発にも繋がる数値目標を明示してください。

よこはまプラスチック資源循環アクションプログラム