「子ども・子育て支援新制度」青葉区・市民意見交換会に参加

子ども・子育て支援新制度の施行まで1年を切りました。21日には、青葉区役所で、新制度についての意見交換会が開催されました。民生委員、児童委員の方を中心に、親子のつどいの広場や保育所、学童保育に関わる事業者の方等、 約50人が参加されていました。
市内各区で行われる意見交換会は、説明を含め90分間(神奈川区と栄区は60分)とされています。青葉区では、30分間の説明があり、インターネットで広報されている資料を抜粋しながら読み上げるという形で進められました。残り1時間で意見交換が行われましたが、保育所に関わる問題の他、障害児施策、DV被害や社会的養護の課題、多様な働き方を支える一時預かりなど、取り上げられた問題は多岐にわたりました。意見を出した多くの方は事業にかかわっている方で、子育て当事者には理解しにくいものもあったのではないかと思います。

 参加者の意見に対し「一部やっています」「増やしているところです」「貴重な意見ありがとうございます」「今後検討していきます」と、概ね前向きな発言があり市の計画や今後の事業に期待したいと感じました。
 新制度の財源は消費税増税分のうち7000億円が充てられるとされています。そこで、横浜市としては、新制度に移行しどのくらいの予算が拡充されるのか質問してみたのですが、県と国とそれぞれの負担もあり、はっきりと言えないようでした。
 市民との意見交換を重ね、その意見をどこまで子ども・子育て支援事業計画に反映できるのか、多くの子育て当事者に届く施策になるのか、期待と不安の入り交じる意見交換会でした。(渡邉さよ子)