子育ち・子育ての社会化をめざし、一時保育の充実を提案

9月21日、「つづき青葉ここクラブ」の主催で「子育ち・子育ての社会化をめざして」のフォーラムが開かれました。5年以上にわたる調査活動の一区切りとして、政策提案に繋ぐまとめのフォーラムでした。
 「ここクラブ」は、保育に求められていることは何かを探りつつ、一時保育をテーマとして、現場に携わるメンバーが互いを検証し、研鑽しながら話し合いを進めてきた都筑区と青葉区で活動する団体の集まりです(NPO法人W.Coめーぷるここ、NPO法人W.Coパレット、NPO法人ピッピ親子サポートネット、ネット青葉)
 当日の会場には約50人の参加がありました。子育ての現場から、保育者や利用者(保護者)の発言に始まり、若林智子横浜市議、「保育園を考える親の会」代表の普光院亜紀さん、参議院議員の大河原雅子さんからのコメントがありました。資料には各現場からの調査データや提案が盛り込まれ、活発な質問も出て、密度の濃い2時間半でした。
 今、保育制度は動きつつあり、横浜市でも、つづき青葉ここクラブからも提案し続けてきた認可外保育室での一時預かり制度が形となってきました。しかし、まだまだ量的には不足しています。政権交代の元で、この先、国の制度にも大きな転換がありそうです。子育ち子育ての社会化が進められるよう、これからも現場から検証し、提案していきます。