畑でトークサロン

2006年4月16日 23時27分 | カテゴリー: 活動報告

KTファーマーズ田村喜代治さんと語ろう

今日は、谷本川沿いの畑で、無農薬無科学栽培に取り組んでいるKTファーマーズの田村喜代治さんを訪ねてのトークサロンでした。午前中に降った雨も上がり、梨畑の白い花も満開、新緑が芽吹く気持ちのよい午後でした。

 田村さんの畑は、二畝ごとくらいに異なる作物が植えられています。
 壬生菜、ブロッコリー、青梗菜、レタス、カリフラワー、紫ほうれん草、もってのほか、かき菜…等々、覚え切れないほどの野菜の名前を教えてもらいました。近くにある鉄小学校の子どもたちが植えたジャガイモも、順調に芽を出していました。

 田村さんは、20年以上前から家庭菜園での野菜作りをはじめ、4年まえには脱サラをして、専業農家をめざし、現在1200坪(40a)の畑を耕作されています。そのモットーは「自然に優しいことは、なすがまま、なるがまま、人の手を極力加えない。」科学の力を借りて自然に負担をかける慣行農法は、工業肥料の散布で自然界のバランスを崩す、と。現在、スーパーや個人宅配のほかに、区内の小学校、保育園に野菜を届けています。

 今日のトークサロンには、田村さんの野菜を使って調理していた学校の元調理員さん、その学校の保護者の方、また、畑を手伝っているご夫婦、野菜を給食に使っている保育園のスタッフ、田村さんから個人宅配で野菜を買っている方、学童保育で夕食作りをするので田村さんの野菜の話を聞いてみたかった、などなど、様々な立場の方たちが参加されました。
 田村さんのように、自然流で野菜作りに取り組むということは、旬のものを旬の時期に食べ続ける「食べ手」が必要です。
 元調理員さんのお話では、学校給食は統一献立のために融通が利きにくく、旬にあわせた臨機応変な献立や食材調達ができないとのこと。市内に三百以上ある小学校の給食を、同じ献立でやろうとすること自体に無理があることを、あらためて実感します。学校独自の献立作りができるように改善したいものです。 
 保育園や学校で、地場野菜を給食に取り入れることから、子どもたちへの環境教育、そして地域での消費者と生産者の顔の見える関係をつくり、街中の農地を守ることにもつなげていくことができたら、と夢が広がったサロンでした。
                            2006.4.16 ネット青葉 友沢ゆみ子